「あ、オレ───────…か、夏音…
ご、ごめ…なんでも、ないから。」
天野は、思い出したことを隠そうとしているようだ。
「言えよ、思い出したんだろ?」
「う、あ…ご、ごめん。」
「別に。気にしてない。」
「は…?オマエ、オレがしたこときにしてねーのか?」
「酔った勢いだろ?
なぜ俺を加藤先輩と間違えたかは知らんが、別にかまわない。」
「それは、オマエがいつも誰かにそーゆーことをされてるからか?」
なに言ってんだこいつ。
「違う。俺DTだっつーの。」
「そ、か。」
あこらさまにほっとしたような顔すんなよ。
期待、するだろうが。


