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「…あれ。」
俺、教室にいなかったか?
「…ッ起きたか。
夏音、オマエなんで発作なんか…」
二年前のことがトラウマで、なんてカッコつかないこと、言えるかよ。
「なぁ…なんで俺の名前呼んでたんだ?」
うわ、最悪。
無意識とはいえ、呼んでたんだ、俺。
「そんなに呼んでた?俺。」
「あー。ずっと、天野、天野…って。」
恥ず。
「他には…?」
「なんもないけど。」
良かった。
変な事言ってたら、どうしようかと思った。
「他にもあんのかよ?」
「なんで天野ここにいんだよ。授業は?」
「無視かよ。…授業はサボった。
オレ、頭良いからさ。」
どや顔しながら言うなっての。
「なー、夏音。
オマエ、ホントにオレに襲われてない?」
突然、コイツはなんてことを。


