「ぅ、ぁっ…ぁああっ!!」
ドピュ
うっわ、最悪。
「ハ、ハァ…あ、まの…ごめ…」
「ん。おいしかった」
いやいや、まずいだろ!?
いろんな意味でまずいって!!
「夏音、すきだ」
「…は?」
あまりにもさらっと言うから、テンポよく聞き返してしまった。
「夏音。大好きだ。」
いやいや、ちょっとまて。
二年前俺を拒んだのは、嫌だったからだろ?
今更、心変わりなんて。
あぁ、そうか。
幸せすぎて忘れていた。
「…オマエ、酔ってるよ。」
「…酔ってない。」
もう、嫌だ。
天野は酔ってるんだから、変なことされても文句は言えない。
むしろ、俺はからかわれている。
「…天野、寝ろ。」
「なんで?自分はヌいたくせに、オレにはヌかしてくんないの?」
そう言って、天野は自身のソレを俺のにすりつけた。
「…酔ってるから。」
天野は、酒に。
俺は、天野に。
そう、酔ってるんだ。
「なぁ、天野───────────…」
「スー、スー、」
…寝てるし。
てか、この状態でねんなよ。


