歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

山南「では、始めましょうか。
まず、道具はわかりますよね?
これが、筆、すずり、墨・・・
わかりましたか?」

夕梨「は、はい。これが筆でこっちがすずり、そしてこれが墨で・・・」

山南「はい、正解です」


と言ってニコッと笑う山南さん。
笑顔が眩しいです!!


山南「では、書きましょうか。
先程もいった通り『あ』からですね。
まず、一度書いてください。」

夕梨「はい。」


サラッ


夕梨「こうですか?」

山南「いいえ、まず、『あ』のこの部分が違います。
そして、ここ。
それからこっちもですね。
やり直しですね。

と、いいたいところですが…」

夕梨「?」

山南「持ち方が違いますね。」

夕梨「え?」

山南「筆はこう持ちます。」


えっと…


夕梨「こうですか?」


見た目はあってるはず。


山南「違います。この指がここにきます。」


えっと?


夕梨「こうですか?」


山南「違います。
こうです!」


えっと…


夕梨「これでいいですか?」

山南「まだ違いますね。
こうですよ!!!」

夕梨「これでどうだっ!」

山南「はい、違います。
こうといったらこうです!!!!!」

夕梨「ぇ… こうですか?」

山南「はぁ…
やっと正解です。
いいですか? 
その持ち方を覚えておいてくださいね。



夕梨「は、はい…」

山南「一度筆をおいてください。」


コトッ


山南「置きましたね?
はい、筆を持ってください。
持ち方を間違えてはいけませんからね?(黒笑」


ビクッ


え、今の何?
背筋が凍ったよ?
もしかして…
殺気?
まさか…



ビクビクッ


え?



山南さんから殺気?が…
あ、いつまでたってもやらないからか…

・・・間違えたら殺されるな…