歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

夕梨「池田屋事件の方は今どうなってるの?」

晋作「池田屋事件は起こさないようにする方向で進めたいとは思ってる。
現状としては、とりあえず武器を隠す場所を探してるさ。」

夕梨「史実ではたくさんの武器が見つかったらしいけど、そんなに集めてどうするつもりだったの?」

稔麿「知らない。」

夕梨「え?」

晋作「計画は残念だが進んじまってる。
その計画はお偉いさんが発案した無茶苦茶なことだ。」

夕梨「火を放って天皇?とだれか偉い人を誘拐するんだっけ。」

晋作「すげぇざっくりだな…」

稔麿「でもきっとこの計画は失敗するだろうね。」

桂「あぁ。
恐らくだが、火を放ったぐらいで混乱するとは思えん。
ましてや天皇様を誘拐なさるなどしてはならぬことなのだ。」

夕梨「・・・池田屋事件、おこしてみよっか…」

晋作「は?」

稔麿「どういうこと?」

夕梨「お偉いさんに逆らえないのなら、第三者に止めてもらえばいいんだよ。
そして、こっちの被害は最小にするために、わざと計画をもらす。」

桂「もっと詳しく教えてくれるかね?」

夕梨「まず、適当に町の人に今の計画の一部を噂に流すんですよ。
そしたらいずれは町中に広がるでしょうから、今新撰組にいるであろう間者に噂を聞いたって上司に知らせるんですよ。」

晋作「それでどうするんだ?」

夕梨「後は新撰組しだいってことになるね。
多分、ある程度の真相を探るために監察の人を派遣したりするんじゃないかなって思うんだ。」

晋作「そんなんで止められるか?」

夕梨「一時的にはね。
史実通りだと池田屋事件の後にも事件があって、いろいろとあるんだけど…」

稔麿「いろいろ?」

夕梨「うん。
簡単に言えばお偉いさんが怒って奉公所を襲撃して、失敗して、山奥で自害しちゃって、帰り際に防火したけどすぐに鎮火しちゃった的な?」


うん、ややこしいな(笑)


難しい顔をする先生と稔麿に眉間に皺をよせてる晋作。


まぁ、一度止められても結果的に誰か死んじゃうもんね…


そうなったのもお偉いさんのせいだから死んじゃえばいいのにっ!


夕梨「そうか!」


晋作「どうした?」

夕梨「お偉いさんがいなくなればいいんだよ!」

稔麿「どういうこと?」

夕梨「暗殺だよ、暗殺。」