歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

前から酔っぱらったおっさんが歩いていたから軽く横にそれた。

だが、おっさんはわざとぶつかってきた。


おっさん「おい、坊主、俺にぶつかっといて謝りもしないのか?」

夕梨「別に。」

おっさん「お前は儂をなめとるのか!」

夕梨「別に。」


もうどうでもよかった。


いつもなら峰打ちでもして稼いでいただろうが、今はそれをする気にもならない。


おっさん「お前は武士を愚弄するつもりか!」

夕梨「武士?
武士なら武士らしく自分の誠をいってみなよ。」


少なくとも私が倒してきた武士よりも新撰組の皆や晋作達の方が武士らしいと思う。

って何考えているんだろ…


おっさん「誠だぁ?
どっかの集団みたいなこと言いやがって。
あんな幕府の犬と同じ考えはできんね。」

?「残念ですね。
あなたは今からその『幕府の犬』に殺られるんですよ?」

夕梨「っ!」

おっさん「し、新撰組ぃ!?」


そういっておっさんは逃げていこうとしたが、焦りすぎたのか転んだ。


?「転びましたか。
まぁ、逃がすつもりはありませんが。」


浅葱の羽織を羽織った人はそう言って刀を振り上げた。


夕梨「なぜ殺そうとする?」


私はある程度声を低くしてその人に話しかけた。


夕梨「そいつは俺にぶつかってきただけだ。
刀も抜いてない。
なのに殺すのか?」

?「仕事なので。」

夕梨「貴方達の副長さんは丸腰相手を殺せと命じるのか?
まさかどっかの局長みたいなことするなんてことないよな…?」


副長はいうまででもなく土方さんのこと。

そして局長は芹沢鴨っていうひとのこと。


歴史通りだと大阪力士大乱闘?があったはずだからね。

この世界?ではなかったけど。