歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

それから私逹は打ったり打たれたりの激しい攻防を繰り返した。


チラッと唯さんをみると、汗ひとつかいてなかった。

それに比べ私の体力は底をつきかけている。


私は一度唯さんから離れ、最後の賭けにでることにした。


最後の賭け。


それは沖田総司の三段突きだ。


何度か総司のを見てきたし、暇なときに思いつきでやったりしてきた。


正直、成功はしたことないが、やってみるだけやってみようと思う。


唯さんは何をするのかうかがってるのかな?


よし、いくか!


私は、喉、心臓、鳩尾を狙って突きをした。



カン 


カン


カン



「「ありがとうございました!!」」


三段突きは見事に止められ、逆に喉の前に木刀があった。


夕梨「負けたぁ~」

唯「ふふっ。
でも最後のはすごかったわよ。」

夕梨「ならそのままやられてくださいよ~」

唯「それじゃぁ駄目なのよ。
あえて言えば最後の突きの速さをもうちょっと早くすればすごいと思う。」

夕梨「遅かったですか?」

唯「充分はやいわ。
でも、強い人には見えてるわ。」

夕梨「うぅ…」

唯「私で結構危なかったけど、高杉さんとかなら簡単に止めちゃうかもね。」

夕梨「え~」

唯「あの技、どこで覚えたの?」

夕梨「新撰組の一番隊隊長沖田総司という人のをみよう見まねでやっただけです。」

唯「・・・新撰組…」

夕梨「例え敵でもいいところは吸収してしまえばあっちも驚くでしょ?」

唯「そ、そうね」

夕梨「そうです」

唯「とりあえずこれからやることはいろいろあるけど、最初は体力づくりからね。」

夕梨「了解です」

唯「疲れたでしょうから回復するまで休んでてね」


唯さんは小屋に木刀をしまいにいった。

私は非常に疲れていたのでその場によこになった。