歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

唯「竹刀と木刀、どっちがいい?」

夕梨「えっと…
木刀で。」

唯「ちょっとまってね。」


唯さんは近くの小屋から木刀を二本持ってきた。

そのうち一本を私に渡すと、平地にたって、構えた。


唯「さっさとはじめましょ。」


私はあわてて平地に向かい合って構えた。


唯「いい?
この試合は実戦だと思ってちょうだい。」

夕梨「わかりました。」

唯「じゃあ始めましょ。」


そう言った刹那、唯さんがピリピリしたものを発した。

恐らく殺気だろう。


私は焦らず、唯さんを見た。


唯さんは、隙がなく、構えがとても綺麗だった。

それだけで強いことがわかった。


唯「こないならこっちから行くよ!!」

夕梨「わわっ」


唯さんはいきなり打ち込んできたから一瞬よろけたけど、すぐに立ち直した。


それからずっと打ち込まれてるが、なんとか止めてる。


唯さんは一太刀一太刀が早く、それでいて重い。

本当に女性か!?

って思いたくなるほどだ。


そう思っているうちにも打ち込まれている。


唯「どうしたの?
その程度?」


私は打ち込まれたのを、体ごと避けて突きをした。


しかし、簡単に止められた。