歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

私は町についてぐるっと見渡した。

京に比べると華やかさに負けるが、活気があっていい町だ。


お腹がすいたが、お金がない。

布団で寝たいがお金がない。


さて、どうしよう?


手持ちにあるのは脇差しだけだ。


女「や、やめてください!!!」

男「別にいいだろ?
気持ちいいんだから。」

女「話してください!!」


あ、男からまきあげればいいのか(笑)

私は声のする方にいった。


野次馬はなく、周りの人は見て見ぬふりだ。


夕梨「やめなよ、いやがってるじゃん。」

男「あ゙ぁ゙?
てめぇが代わりに遊んでくれるのか?」

夕梨「とりあえず手を離しなよ。
遊ぶなら刀で遊ばない?」

男「いいだろう。
お前が負けたらなんでも言うこと聞きやがれ!」


男は刀を抜いて構えた。

隙がすくなく、強い人だってわかった。

私は脇差しを抜いて構えた。


男「とりゃぁぁぁぁぁ!!!」


私は大きくふり被ったときにできた隙を狙って峰打ちをしようとした。


が、男によってとめられた。


夕梨「強いね。」

男「ふんっ。」

夕梨「そんなに強いなら普通にしてれば女に好かれそうなのに。
見た目も悪くないし。」

男「うるせぇ。」


そう言って突きを繰り出してきた。

私はなんとかさけながら、勝てそうに思えなくなってきた。

相手は私を殺す気だ。

でも、私は殺す気がない。

いや、殺すのが怖いのかもしれない。


私はこの時代に来てから、一度も人が死ぬ場面を見ていない。


人が死ぬのが見たくないんだ。