歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

目を開けるといつの間にか朝になっていた。

今日中に森を抜けようと意気込んだ。


私は空腹に耐えつつ歩き始めた。


歩きながら、ふと疑問に思ったことがあった。


それは、『いつ長州から京に運ばれたのか』だ。


男の脚でも、1週間近くはかかりそうだが、そこに眠った私がいるとなると10日前後はかかるだろう。

その間、私は一度も目が覚めていない。

火に触れると眠気を呼ぶ薬草があるかもしれない。

クロロホルム見たいな作用をもつ薬があるのかもしれない。


だけど、そんな長期間効くのだろうか?


持続的に嗅がせればいいのかもしれない。


だが、そうすると少なからず体に耐性ができてもおかしくない。


私は疑問に思っても解決できず、頭の中がややこしくなったので考えるのをやめた。


それから間もなく、町が見えてきた。


私は一日をその町で過ごすことにした。