歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

どうしよう…


迷っている間にも足音は近づいてくる。


私は気配をけして、近くの木に身を潜めた。



ザッ ザッ ザッ



足音が止まった。


私はそっと覗くと浅葱色の羽織を着た人物が見えた。


後ろ姿だけで顔はよくわからなかったが、こんなところにいるのは幹部以上の者だろう。


私はみつからないようにと願いながらはやくいなくなるのを待った。


?「くそっ…
見失ったか…」


私を探していたのかな…?


気配を消しててよかった…



ザッ ザッ ザッ



行った…?


私は木から覗いてみたが、男はいなかった。



今の土方さんなように思ったけど…


気のせいだよね。


鬼の副長がこんなところにいるはずないもん。


うん。



私は少しでもはやく森を抜けようと再び歩き始めた。