歴史の中に~長州と私~ 凍結中?

そう思った時はすでに遅し。


?「君、大丈夫かい?」


どうやらまだ私だとわかってないらしい。

見つかったのが永倉さんでよかった…

総司だったら絶対ばれてたよ…

とおもいつつ、念のため声色を変えて言った。


夕梨「ありがとうございます。
ここは京ですよね…?」

永倉「ん?
ああ。」


ここで長州への道を聞いたら不審に思うのかな…?


永倉「なぁ、お前、どこかで会ってねぇか?」

夕梨「気のせいではないでしょうか…?」

永倉「絶対どっかで会った…」


誰かわかっちゃったら大変なことになるよね…


夕梨「急いでいるので失礼します。」

永倉「あ、おい!
待て!!」


私はなんにも聞こえませ~ん(笑)


私はとりあえず適当に歩いた。


すると、橋があったのでその下で一夜を過ごそうとした。



が、肩を叩かれ後ろを振り返ると永倉さん。


永倉「なぁ、もう暗いから家まで送るぜ?」

夕梨「大丈夫です…」

永倉「また襲われたらどうするんだよ!?」

夕梨「私なんかを殺したところで得なことありませんよ(笑)」


あ、新撰組にとっては得な事かな?


永倉「せめて名前だけでも…」


名前!?

さて、どうしよう…


本名は言えるわけないし…


仕方ない…


夕梨「葉月涼ともうします。
新撰組の永倉さん、またお会いできることを楽しみにしてますわ。」


本音は会いたくないが(笑)


そう言って私は足早にその場から離れた。


そして、橋のしたで一夜をあかしたのだった。