自分の胸に頭を寄せてスヤスヤ眠る、愛羅。 ったく、やっぱ薬飲んでなかったな、こいつ。 愛羅(こいつ)は薬に頼るのが嫌いだ。 ヒトに頼って迷惑かけるのも。 何かあったらすぐ俺を頼れって言ってんのに。 愛羅が何にも頼らずに生きているのはこの病気と過去のせい。 だからって何で俺にまで頼らねぇんだよ。 誰にも頼らねぇで生きるなんて無理なんだよ。 愛羅を抱え上げ、ベッドへ寝かせる。 そして愛羅の前髪を優しく撫でる。 「…少しくらい、俺を頼れよ、バカ愛羅」 side end〜