ナンパ男がしつこい件について





「ホストに興味持った?」



嬉しそうにこっちを見ている。



「ごめん、それないかな…」



「もしかしてさ、唯花あいつのこと…」




華和がこっちを見る。




「違う違う」



「でも顔赤い…」




、、、なんで



「あいつなんかに」



恋しなくちゃいけないの。




「惑わされたくない」




拳を作って、ぎゅっと握る。




「…?あいつって?まさか椋…?」




「椋は、関係ないほんとに…」