「あれ?扉?」 「ゆっくりとお開けくださいって書いてあるな」 とかいいながら思いっきりすごい勢いで開ける。 「ってこら!ちゃんとルールまっむぐ…!」 「しー、空気読め」 耳元で囁かれて、顔が赤くなる。 暗闇でよかった… 「…ここくらいな」 「ん?暗闇だめ?」 「いや、なんでもできるなって…」 椋太郎を思いっきりどついた。 「いってえ…」 「変態!」 スタスタと歩いていくと、深海魚がいっぱい泳いでいた。 暗いのはそういうことか…