進んでいくと、海のトンネルを通る。 「これすごい…」 二人で周りを見回した。 「あ、あそこ。餌やりやってる」 椋太郎が指差した先にはダイバーのような格好で餌をあげてる人。 「食べられないの?」 「………アホさ増した?」 「うるさいうるさい!黙れ黙れ!」 「暴力女になってる!怖」 なんだこいつ! やっと会えたと思ったら…!!! 「暴力反対!」 「あたしも反対だけど!椋太郎が…!」 「人のせいにするなんてやっぱ最低ー!」 うわ、こいつはめんどくささが増してる…