「はい」 ………………え。 椋太郎今、「はい」って。 「椋太郎…!」 あたしが掴んだ手は 振り払われた。 そしてその場を立ち去る。 「給料置いていきやがって」 そう呟く巧。 「巧…あんた…」 「あ、言っとくけど今までのこと、全部本当だから」 ふざけてる…こんなの…