どれくらいたったかはわからない。 秒単位で数えれる長さだったのかも 分単位だったのかもわからないけど、 「…………俺、唯花のこと…ばかみたいにはまった」 「どうしたの急に…」 「大好き」 久し振りに、甘い甘い椋太郎の囁きを聞いた。 もう、顔が赤くなるには充分の声だった。 椋太郎のあたしを抱き締める力は少しだけ弱まった。 「行こう」 「う、うん…?」