部屋着になったところで、メイクをコットンですぐに落として、リビングに行った。
サイトもまだ合否が確かめられない。
調べてみると、受けた学校の合否発表は結構な遅さらしい。
「あーあ…」
携帯を持ちながら床に倒れる。
「見てください!この美味しそうなカニ!」
テレビではカニを一生懸命レポートしていた。
「番組変えてもいい?」
…あれ。
おじいちゃんもおばあちゃんもいない。
どこ行ったんだ?
ま、庭の掃除でもしてるのかな。
結局テレビで面白そうなものはなくて電源を切る。
眠たくなって、目を閉じた瞬間、ドタドタと走ってくる音が聞こえた。
「○○学院の封筒!」
おばあちゃんに渡された。
「今、開けなくてもいい?」
そう言うと首をかしげながら「え、ええ」
と言った。

