次の日の朝早くに学校の最寄り駅に着く。
「みんなおはよー!」
「おはよー」
眠そうにしながらも挨拶を返してくれる。
「唯花目、腫れてない?若干だけど」
「あー、やっぱりか…」
朝起きたら目がヒリヒリして痛かった。
電車内で濡れたハンカチでずっと冷やしていたけど無理だったらしい。
写真写り悪くなると嫌だな…
空港に向かう電車に乗っていく。
5日間も期間があるので、荷物はパンパン。
なんだかんだですぐ空港についた。
「うわ、でっかい…」
「すごい…」
人の多さと大きさに驚いた。
圧巻の一言。
「ねーねーここでもお土産普通にありそう」
「それじゃ意味ないだろ」
華和が鋭く突っ込んだ。
『もう空港だよ~♪』とメールする。
すると、すぐに『気を付けてね』
と返ってきた。

