「机の上に置いた俺がバカだった…」 「かわいいとこあるよね」 少し顔を赤くして 「言ったな?」 イタズラな顔をする椋太郎。 脇をツー…と指一本で触られる。 「くっくすぐったい」 まじでくすぐったい… 「ひゃっ…もう止めて…はははっ!」 椋太郎の肩に手を置く。 「ギブ、ギブ!」 涙ぐみながら言うと、手を離してくれた。 「バカバカバカ」 「ちょっ蹴るな」 椋太郎をひたすら蹴る。