「そりゃさ、華和みたいに頭よければ大学目指してるけど…」 それにあたしにはちゃんとした憧れがいるし。 「はいはい駅ついたよー」 何事もなかったかのように置いていく華和。 「ねえ頼むから待って~………」 「むり」 ひどい!こいつ本当にひどい! しょぼくれながらもついていく。 あたしが通ってる学校は女子高だけれど、お嬢様学校でもなんでもなく もはやおっさん校に変えてもいいんじゃね? と、思ってしまうほど。