「バカ!店員さん入ってきたら…」 「別にいいよ」 良くない。 あたしが良くない。 「とにかくもう禁止」 「えー…」 明らかに不満そうにする。 「なにそのキスする前提でいた顔」 「だって、チューする時必死に俺の服につかまるとこ可愛いから」 …変態。 ぼそっと呟いた。 「俺が変態じゃなかったらおかしくね?」 確かに、血の雨くらい降ってもいいレベルでおかしい。 「ちょっとトイレ」 変態は立ち上がってトイレへと向かう。