そんなに…って。 お金払って貰って、推薦まで貰って。 落ちて『ああ、残念だったね。』で終わるのは非常識すぎる。 「あたしと巧から産まれて、よくそんな頭良くなったもんだわ」 あたしはバカだけどな。 「そろそろ椋くんのとこ戻るね~」 言うだけ言って、 言わせるだけ言わせていなくなった。 「…まったく」 まあいいや。 髪の毛を耳にかける。 1度離したペンを持つ。 「あー集中できない」 伸びを一回した。 天井をじっと見つめた。 これだからバカなんだろうなあ。 我ながら笑ってしまった。