「さっきもそうだったけどさ、キレが半端ないよ」 「いつもそうじゃん」 「尻触られたの?」 そのあまりにストレートな質問に頭を殴る。 「久しぶりに椋太郎に殺意が湧いた!」 「いってえ」 「だってストレートすぎるでしょ!アホか!」 彼女だぞ、たかが彼女、されど彼女だぞ!?(意味不明) 思考が意味わからない方向へと向かう。 「あ、でもさっき『太ももべたべた触ってきます!』って言ってたっけ。」 その言葉に口ごもった。 「椋太郎が来てくれるんだったら静かに駅つくまで大人しくしてればよかった」