「噂にも聞いたけど、こりゃあすごいねー!」 「まあ……告白代行なんて、中学生という小さい社会の中だと相当珍しい事なんじゃないの。」 蓮は迷わず答える。 「ネットで『告白代行』って調べるとすぐ出てくるのにねぇ……」 蓮はうんうんと頷いた。 「さあって!俺はそろそろ戻るね。んじゃーあねーえ!」 私の方に手を振り、去っていく蓮。 私も手を小さく振り返した。 ……さあて、どうしようか。