「ねえ、光はあの張り紙、見た?」 私は、窓際でボーっとしていたところ、友達の優に声をかけられた。 「……え?何の張り紙?」 特に興味も無いが、聞いてみる。 「『告白代行』の張り紙よ!」 実に、どうでもよかった。 「そんな張り紙、見る価値も無いね」 私がそう言うと、優は顔をしかめた。 「何よー……あんた最近、蓮とうまくいってるじゃない。」 「は?」