「で、檜山がなんだって?」


「んとね、檜山くんと保健室行った時ね
なんか変な気持ちになったの。
どうしちゃったのかな、私?」



「ふーん......」


美桜は、ニヤリと笑った。



「ちょっとグランドの方を見てみて。」








そこには、一生懸命バットでスイングしている檜山くんがいた。