「相変わらず仲良いなぁ。」





実はこの2人、性格も見た目も全然違うけど
幼馴染みなんです。




2人のやりとりが面白くて笑っていると
耳元で美桜が問いかけてきた。



「で、檜山となんかあった?」


「あー、そのことなんだけど....」




しかし、私の声は昼休みの終わりを告げる
チャイムでかき消された。




「やっぱ、帰りに話すね。」


「おっけー!」