それは、突然のことだった。昼休みでみんなが騒がしいときだった。


「皐月~。好きな人できたっ!!」


いきなり話しかけてきたのは、李沙だった。


李沙は、ショート髪の活発的な女の子。女っぽくなることに憧れがある。
そして、惚れっぽい。


「はぁぁぁ!?また!?」李沙は惚れっぽい。だから、結構たくさんの人を好きになるのだ!


「で!?誰なの?」


「夏目貴浩!!」


「「「え~~~~!!!!!!」」」麻奈と美紗と私が叫んだ。


それは、突然のことだった。昼休みでみんなが騒がしいときだった。


夏目貴浩といえば、あまりかっこよくない。背は低い。野球部所属の男。


神崎たちとも仲がいい。


「マジで??」


「マジで!!」真剣な目で話す李沙。


「まぁいいんじゃない?」私は、言った。


「ホントに??」


「ホント!!頑張れば応援してる!」私が言う。


「うん。李沙がんばんなよ?」麻奈が言った。


「李沙。頑張れ!!」美紗があとにつれて言った。


「みんな・・・・ありがとっ!!!」李沙は、みんなを抱きしめた。


ホントに李沙のこと応援してるから_______ガンバレ!!