*****優太*****
愛といれるのは幸せ
けど愛が俺のために無理するのは嫌だ
きっと愛は無理するんだ
だから俺が先に気付くように。
「優太」
「ん?どしたん?」
「病気の事、話すね?お父さんとお母さんの事も」
「ん」
『病気は、心臓病
生まれ時はけんこうだったの
普通だったんだけどね
6歳の時に急に息苦しくなるのが多く
て、学校で倒れて病院に運ばれたの
私何が何だか分からなかったけど7歳になってから学校行けないくらい体弱ってって、入院になったの
お医者さんはね、私に心臓がちょっと悪いだけだからって。そういうのよ。
でも私、ちょっと悪いだけじゃないってわかってた
お父さんが同じ病気で、私が入院するのと同じくらいに死んじゃってるから
お父さんとお母さんも病気で出会ってるんだ。お母さんがまだ看護師やってた。
お父さんったら、看護師のお母さんの事好きになっちゃってね。
外出許可の日は、お母さんのお家行ってたの。で、お父さん激しい運動禁止なのに、お母さんとそーゆーことしちゃって…////
私ができて、結婚したのね。
その時のお父さんの心臓病は
そこまで激しくなかったから、最初はわたしが生まれても3人で幸せに暮らしてたの。お母さんも優しかった。
けど、お父さん、急に死んじゃったの。さっき言った私が6歳のときね。
お母さん相当ショックでね、しかもわたしも入院で、先生から心臓病って聞かされてるでしょう?多分、お父さんと同じになるってトラウマが強いんだと思う。それに私お父さんに似てたから、
私のこと1人にするんだ。
ってお母さん気に食わなかったんだよ
だからお母さんが辛いのも分かるから
何か言われてもイマイチ言い返せなくてね、
私の心臓も、あと2年くらいだと思うの
そこだけはお母さん教えてくれないからわからないけど、自分の体のことなんてなんとなくわかるでしょ?
そんな感じかな。私の病気、以外とおもいのよ。笑』
なんでこいつはこんなに強く
笑っていられるんだろう
本当は辛くて逃げたくて泣き出したいだろうに
俺にここまで言ってくれた上に笑っていられる強さがあるんだろう。
守りたい。愛を死なせたくない。
愛といれるのは幸せ
けど愛が俺のために無理するのは嫌だ
きっと愛は無理するんだ
だから俺が先に気付くように。
「優太」
「ん?どしたん?」
「病気の事、話すね?お父さんとお母さんの事も」
「ん」
『病気は、心臓病
生まれ時はけんこうだったの
普通だったんだけどね
6歳の時に急に息苦しくなるのが多く
て、学校で倒れて病院に運ばれたの
私何が何だか分からなかったけど7歳になってから学校行けないくらい体弱ってって、入院になったの
お医者さんはね、私に心臓がちょっと悪いだけだからって。そういうのよ。
でも私、ちょっと悪いだけじゃないってわかってた
お父さんが同じ病気で、私が入院するのと同じくらいに死んじゃってるから
お父さんとお母さんも病気で出会ってるんだ。お母さんがまだ看護師やってた。
お父さんったら、看護師のお母さんの事好きになっちゃってね。
外出許可の日は、お母さんのお家行ってたの。で、お父さん激しい運動禁止なのに、お母さんとそーゆーことしちゃって…////
私ができて、結婚したのね。
その時のお父さんの心臓病は
そこまで激しくなかったから、最初はわたしが生まれても3人で幸せに暮らしてたの。お母さんも優しかった。
けど、お父さん、急に死んじゃったの。さっき言った私が6歳のときね。
お母さん相当ショックでね、しかもわたしも入院で、先生から心臓病って聞かされてるでしょう?多分、お父さんと同じになるってトラウマが強いんだと思う。それに私お父さんに似てたから、
私のこと1人にするんだ。
ってお母さん気に食わなかったんだよ
だからお母さんが辛いのも分かるから
何か言われてもイマイチ言い返せなくてね、
私の心臓も、あと2年くらいだと思うの
そこだけはお母さん教えてくれないからわからないけど、自分の体のことなんてなんとなくわかるでしょ?
そんな感じかな。私の病気、以外とおもいのよ。笑』
なんでこいつはこんなに強く
笑っていられるんだろう
本当は辛くて逃げたくて泣き出したいだろうに
俺にここまで言ってくれた上に笑っていられる強さがあるんだろう。
守りたい。愛を死なせたくない。
