「何言って…宮崎さんは女の子だよ??」


「…海斗、冗談きつい」


「ここ、教室だよ?どうせなら、後で音楽室でゆっくり…」


「そうだぞっ!何言ってんだよっ!?葵の幼児体型なんて見ても、なんもなんねーだろっ!?」


なんか、全員会話微妙に噛み合ってませんけど。


つか、後半二人黙れ。


「脱ぐの?脱がないの?」

急かすように一歩、私に近づいてくる天王寺海斗。


凪君たちからの、視線を感じながら、私はうつむいた。


脱いだら、みんなに見られちゃう。


…脱がなかったら…私は退学。


本当、金持ち学園ってなんでもありだな。