私はガバッと起き上がる。

「はぁっ…はぁ…」


冷たくべったりと肌にまとわりつく汗。


ここ…保健室?


「あぁ、宮崎起きた?」


私に気づいた七瀬が私の額に手を当てる。


「大丈夫?だいぶうなされてたみたいだけど」


なんだ。普通に話せるんじゃん。


さっきはあんなにバカっぽい話し方してたのに。