て、何だゴミ…って何だ!?

いいじゃんっ!


二回目のキスまで奪われなくてっ!


むしろラッキーじゃんっっ!


「…?」


ガッツポーズで「イエーイ」とかいってる変なテンションの私を、海斗は冷めた目で一瞥してたけど、気にしないっっ!


私は先生たちが助けにくるまで、そのままずっと変なテンションのまま居続けた。


まるで胸の中で開きかけているつぼみに、気づいていないふりをしているように。