王子様たちのひまつぶしっ!?

それなのに。


逆に見せつけるように激しくなっていくキス。


ぐっと私の唇をこじ開けるようにして、強引に海斗の舌が入ってきた。


ー嫌だっ


ーーーパンッッ


「やだっ!!」


気づいたら私は泣きながら海斗の頬を叩いていた。


一斉に集まる視線。でも、私にはそんなことに気を配るほど、余裕がなかった。

「っ…なっ何でっこんなのっ最低だよ!いいやつかもって思ったのにっ」


「さっ最低っ!!海斗なんか嫌い嫌い嫌いっ!!」


私は嗚咽を漏らしながらも、そう叫び、会場を飛び出した。