王子様たちのひまつぶしっ!?

「好き、ねぇ?」


海斗は小さくそう呟いたかと思うと、私に顔を近づけてきた。


「えー…?」


私がそう呟いたのと同時に。


海斗の唇が、私の唇と重なった。


「んっ!?んんっ」


私は海斗の胸をドンドンと叩いた。


なのに。止めてくれない。


「んっ…はぁっやぁ、んっ」


視界がだんだん霞んできた。


凪君と、陸君の驚いたような顔がちらっと見えた。


お客さんもみんな、私と海斗に注目している。