王子様たちのひまつぶしっ!?

どうしよう…。


やっぱり場違いだったんじゃあ…。


私は少しうつむく。


だって怖いよ。


一般庶民がいていい場所じゃないでしょ。


帰ろうかな…


なんて思って後退りする。

「葵?」


前からスーツ姿の人がずんずんと歩いてきた。


「理人…君?」


そう言えば後から合流するって言ってたっけ。


「…どうしたの?」


一向に中に入ろうとしない私を、不思議そうに理人君が見つめる。


「あー…あのね、やっぱり私場違いだったなって思って。ー…!?」