そのまま胸を触られるかと思いきや。


「冗談だよ」


いたずらっぽく口角をあげた。


「ふぇ?」


「本当葵って騙されやすいよね。早く着替えてきなよ」


海斗は私が落としたドレスを拾って私に手渡しながら言った。


「したかったの?」


なんて言って。


「着替えるわよっっ///
あんたなんか嫌いなんだからっ何もなくて清々したわっっ///」


私は奥にある試着室に向かう。


「覗かないでよっっ!」


そう言って。