海斗の吐息が私の髪に当たる。


「ドレスって、下着着ないんだよ?」


「だっ、から何っ!?」


耳元でそんなことを囁かれ。


私の肩はビクッと揺れた。

「脱がせやすいよね」


なんて。


微笑みながら口にする海斗。


私の手の上にあった手はだんだん私のお腹を伝って、胸の辺りにきた。


滑るようになめらかな海斗の手つきに、思わず声が出そうになる。


「んっ…海っ、やっ…」