王子様たちのひまつぶしっ!?

一般人は普通パーティーなんてないからね。


あったとしても誕生日会とかクリスマス会とかだからね。

しかもケーキとなんかゲームやったりするだけの。
そこにドレス着ていく奴はいないよ。


え?いないよね?
まさか着ていく??


「葵。こっち来て」


「きゃっ」


ぐいっといきなり腕を引かれた。


「葵、着替えさせてくるよ」


そう言ったのは海斗。


「俺の彼女ってことになってるんだから俺と行動した方がいいでしょ?」


「あー。確かにな。俊に葵のことバレないようにな。計画が台無しになる。」


「わかった」


そんな会話をして。


私と海斗は部屋を出た。