ピピピ…。

「んー、もう朝かぁ。学校行かなきゃ。」

あたしは、いつものように制服に着替えて、
いつものように朝食を食べて、そしていつものように
「いってきます!!」
と、家を出た。

風がいい匂い!!

でも、一つだけ違うのは
あたしの心。

何故か、
昨日のあの人が忘れられない。

あたし、どうしたんだろう??
何で、あの人を考えるの??
やだ、胸が苦しい。
もう、自分がわからないよ。


そう考えてるうちに、
学校に着いた。

「結亜、おはよー!!」
「あっ!おはよっ」

いつものように
友達と挨拶を交わす。

「結亜、おっはー!!」
「おはよー」

結亜は、あたしの名前。
自己紹介遅くなってごめんなさい!!
改めて、
あたしは、浅川結亜。
JK2。
友達はこれから紹介しますね。

あたしは教室に入った。
最初に、駆け寄ってきたのは、
「おっはー!!」
「未央、おはよー」
未央。
明るくて、優しくて、
大好きな親友だ。