「前田。お前本当に退部するのか?」

部長がそう言った。
前田は退部届を出したのだ。

「はい…」

「大川の事か?」

「これは俺が悪いんです。俺の日頃の行いが巻き起こしちゃった事件です…」

「でも…。お前は悪く…」

「今までありがとうございました」

そう言って俺は体育館を出ようとした。
すると部長が…。

「俺達は退部した奴には話しかけねぇけど…。お前はいつまでも仲間だ」

そして俺は部長やみんなを見て大きく頭を下げた。

そして俺はバスケ部を退部した。
大川も怪我が原因で退部しなきゃいかなくなった。

前田の事件はすべてを変えてしまった。