それから
私達は消灯時間を過ぎたので
部屋に戻った。

そして
私達は部屋のお風呂に入った。

そして
二人を待っていた。

だが
帰ってこなかった…。

「あの…」

由紀が私が湯船に入ってる所に来た。

「隣…良いかな?」

「うん!良いよ」

そして由紀は私にこう言ってきた。

「ねぇ、あの男の子は誰だったの?」

「えっ?」

「前田君と一緒に居た人…」

「あー。亮磨の事ね」

「亮磨…?」

「うん。大川亮磨って言うんだよ!」

「へー」

「そう言えば何で前田の事知ってるの?」

「えっ!?それは…」

「ん?」

「…言えないんだ」

その時の由紀の表情は
わけありの顔だった。

「そっか…。わかった!」

「えっ…?」

「それならしょうがないじゃん!」

「菜月…」

「また言える時に教えてね!」

私は笑顔で言った。
由紀は一瞬驚いた表情をした。
けどすぐに笑顔になって

「うん!わかった!」

そして
旅行一日目は終わった。

新しい心友が出来て、
雅木の記憶が戻り、
由紀がVIPルームに来た。

そう。
すべてが+1にな日だった。