「ったく。血の気のおおいやつらだな……」


俺はそう呟き、ため息を吐き出した。


でも、参戦するのはこいつらだけじゃない。


松原チームと今津チームの幹部クラスのやつらも一緒だ。


きっと、大丈夫……。


「いつ、決行だ?」


キョウが紅潮した頬で聞いてくる。


「あぁ。それなんだけどな……」