「今度は、俺たちも参加していいんだよな?」


あぐらをかいて座っていたキョウが、そう聞いてきた。


「あぁ、もちろん。少し危険な目を会わせるかもしれないが、みんなにも手伝ってほしいと思っている」


「聞いたか、みんな!」


今日が立ちあがり、ニッと笑う。


暴れたいのを今まで我慢していたやつらが一斉に拳を突き上げた。


「相手は本物の座身の人間だ! 武器を持っている!」


俺がそう警告を促しても、聞いているやつはいない。