その言葉に、俺はニッと歯をのぞかせてわらった。


「じゃあ、決まりだな」


俺はそう言い、今度は自分から夏夢へ手を伸ばした。


おずおずとその手を握る夏夢。


先ほどとは違い、その手にぬくもりを感じる。


言葉には出さなくても、少し興奮気味みたいだ。


「よろしく」


「こ、こちらこそ」


こうして、俺たち4つのグループが手を組んだのだった。