「で、なにか用事?」


「あ、うん。今日の集会どうだったのかなって」


「は? それで風呂も入らずに俺のこと待ってたのか?」


リビングに戻ると、もうみんなお風呂から上がったところだった。


それを見て、強が呆れた顔をする。


「だって……大志が危ないことしないか心配で……」


「はぁぁぁ……」


強は大きくため息を吐き出して、その場に座り込んだ。