でも、俺はそれを知っていてもカナタを止める気はなかった。


1度周囲の人間にバレでヤキを入れられたらしいが、それは俺の支持ではない。


もっと……。


赤旗を飲み込もうとしている、大きな組織の連中が勝手にやったことだった。


やつらは卑怯で、俺の名前を使って暴れまわっている。


そんな連中を信じてついて行ってしまって俺にも、十分に非がある。


だから、世間からどんな目で見られようとそれを受け入れるつもりだった。