これは俺の本心からの言葉だった。


カナタは危険をおかして俺たちに情報を流してくれている。


自分が拷問にあっても、まだ俺を助けるために病院にも来てくれた。


そんなバカな男、俺の仲間以外にありえないだろう。


《本当は赤旗ってグループは……》


カナタの言葉に、俺は目を見開いた……。