「恋羽も、一緒にいい?」


「あぁ。たしか、アツシの女だったか?」


強の言葉に、恋羽は一気に赤面していく。


でも、その言葉が嬉しいのか、否定する気はなさそうだ。


「いいだろう。お前も一緒に来い」


力耶がそう言い、あたしたち4人は黄色い悲鳴を後ろに聞きながら校門を出たのだった。